家族関係のニーズが

発生する元になるのは、

高齢者が要介護状態になって

今までとは違う家族関係になって

しまったがために起こってくる

ものですので、

もともと悪い家族関係を

修復するような試みは

まず考えないほうが良いでしょう。

どんなに大変なケースでも

ケアマネジャーの力でどうにか

なることは、0ではないにしても

少ないでしょう。

 

また、

家族関係を考えるにあたり

別居している家族が

関係してくることも

まあまあ、あります。

 

言葉は悪いですけど

しゃしゃり出でくる人と

その反対(全く関わらない)の人

の2とおりがあるようです。

 

とくに家を出た女性が

嫁さんの介護をゴニョゴニョ

言うのは我慢なりません。

だから、いずれ私の娘たちには

そういうことをしないように

躾けておこうと思っています(笑)

 

こういった場合は

嫁さんの旦那さん、つまり

家を出た女性にとっては兄か弟に

そういう言動をたしなめてもらうか、

私がその人たちに対して

ご家族の頑張りをお伝えしています。

 

ふだん接していない外の人たちも

嫌がらせでやっているわけじゃなくて

その人なりに一生懸命やっているわけ

です。ただ、あんまり的を射ていることが

ないわけで、そのへんのミスマッチを

調整する気持ちでやっていきましょう。

 

介護に携わる家族に

悪い人はいない、という姿勢です。

バイスティックの言葉で言えば

「非審判的な態度」ですね。

 

では、もうひとつのタイプ、

全く関わらない人には

どうしましょう。たとえば、

日常の一場面でも

介護を手伝ってもらうように

働きかけますか。

 

私の経験上ですが、それは、

あまり得策ではありません。

 

いくら近くでも、住まいが別であり、

今まで介護してこなかった人は、

やはり今後もそうであり続ける

可能性が高いですから、

わざわざ負担を押しつけるようなことは

しないほうが良いでしょう。

してくれる人は、言わなくても

そうしてくれることが多いです。

無理すると、「施設に入れてしまえ」

という方向になる可能性もあります。

 

まあ、これらは私の経験値であって

要介護者と介護者とケアマネジャーとの

関係によっては、関わり方も全く違い、

もたらされる結果も違ったものに

なると思いますので、

すべて型どおり、鵜呑みに

しないでくださいね。