ニーズ⑤「自立・重度化予防」の
最後のピース。それは「意欲」です。
今までお話しした
「機能」に問題なく、
「環境」も整っていて、
「体力」もある人。
にもかかわらず、ADLの支援が必要な方は、
「意欲」に問題があると考えましょう。
分かりやすい具体例を挙げると、
「生きることに悲観的な人」
「その動作をするのに不安がある人」
「誰かにしてほしい(依頼心が強い)人」
といった人たちです。
たいていの場合、はじめの3つが
整えば自然と意欲が上がる場合が
多いものです。他人の力を借りなくても
自分の力でなんでもできるようになれば
これほど自由なことはないですからね。
「意欲」を上げるためにどうするか、
という問いへの答えは、
「マズローの行動欲求」を
思い浮かべてみると
分かりやすいかもしれません。
マズローの行動欲求は、
というものです。
「機能」・「体力」が本人の身体的部分に関係のあるもの
つまり、生理的欲求を満たすもの。
「環境」は本人を取り巻く周囲に問題がないこと、
つまり、安全の欲求を満たすもの。
くり返しになりますが、3つの要素に
問題がない場合とは、つまり、
「生理的欲求」「安全の欲求」に
問題がないということであり、
次に考えるべきは
「所属と愛の欲求」「承認の欲求」
そして「自己実現の欲求」となっていきます。
先ほどの具体例に戻ると、
「生きることに悲観的な人」
…生きることを応援してくれる人がいれば。
「その動作をするのに不安がある人」
…何かあったときのために誰か側にいれば。
「誰かにしてほしい(依頼心が強い)人」
…自分でできたことを褒めてくれる人がいれば、
その人の意欲に変化が現れることでしょう。
「環境」のなかの「人的環境」とも言えますが、
それは「意欲」に関係してきます。
自分以外の誰かの存在がカギになります。
それでは、おさらい。
ニーズ⑤ 自立・重度化予防の
組み立ては
(ちょっと余分な文字もあるけど、
許してくださいm(_ _)m)
この図を覚えておきましょう。

