インテーク面接にて
利用者や家族の思いを
聞かせていただいた後は、
(もちろんそれと並行して
聞いても問題ありませんが)
ご本人の生活での困りごとを
どのように解決して
望まれる生活にしていくか、
その一連の過程を
「アセスメント」と言います。
アセスメント、というと、
どこからどこまでを言うのか、
きちんと理解されていない人も
多くおられるように思います。
アセスメントは、単に
話を聞くことではありません。
情報を収集することではありません。
利用者、家族から述べられる話から、
また、述べられないことの中からも
ご本人の生活の困りごとの
原因になることを突きとめる
一連の過程のことです。
繰り返しになりますが
アセスメントは単に話を聞く、とか
ご本人に関する情報を聞く、とか
そういうものではありません。
ご本人の生活上の困りごと、
「日常生活上の課題(ニーズ)」と
言いますが、
そのニーズを明らかにする
一連の過程をアセスメントと言います。
ですから、アセスメントは
①話を聞き、
②話の中身を分析し、
③課題を明らかにする、
という過程をたどります。