仕事ネタからまた少し離れますが、
先日長女の参観日にいったときのこと。
廊下に貼り紙がしてありました。
生徒の名前がズラリ。
どうも、「英検合格者」の
一覧表のようでした。
貼りだしたのは英語の先生
でしょう、おそらく。
英検ですから。
その一覧表のいちばん下に
「リベンジおめでとう!
次もがんばろう」みたいな
ことが書かれていました。
その言葉に私は
引っかかってしまいました。
どうしてかって?
だって「英検のリベンジ」ですよ。
私が学生のときに習ったときの
「リベンジ」の意味とは
「復讐」・「仕返し」・「報復」といった
どちらかというとネガティブな意味
だったように思います。
「借りを返す」「雪辱を果たす」
「再挑戦」みたいな意味で使い始めたのは
つい最近のことではないでしょうか。
…と思いながら調べてみたら、
やっぱりそうだ。
1999年に松坂大輔が
西武ライオンズ時代に
ポジティブな意味合いで
使ったのがその年に流行して
ついには流行語大賞まで
取っている、ということでした。
今や、そういう経緯も忘れ去られ、
だれでも「リベンジ」をポジティブな意味で
使っていることが多いように感じます。
言葉は時代の流れで
意味や使い方が変わっていくのは
知っています。
ただ、これは英語の先生が
書いたことだからなあ。
そこらの生徒が書いたもんじゃ
ないからなあ。
英語のプロとして
きちんとしないと
いけないんじゃないかと
そう思ったわけです。
あれ、認識ズレあるかな~。
まったく引っかからない人も
いるんでしょうねえ。
私はこういう人間です。
だから、介護現場で
「認知症」のことを「ニンチ」と
略して使って平気な人に
とてもイラッとするタイプなんです(笑)