人間は2足歩行する動物って
前回に書きました。
重力に逆らうからこそ、
骨は丈夫になる。
骨は負荷をかけるほどに
強くなる。
また、立っているときには
その姿勢を保持するために
周囲の筋肉が支えています。
骨だけではその姿勢を保つことは
できないんですね。
当たり前だけど、そういうことは
あまり意識して暮らしていません、
私たちは。
ただ、こんなことをしてみてください。
「気をつけ!」の姿勢で1分ぐらい
立っててください。
そして、足裏に意識を集中してみて
ください。
体が前後左右にぶれているのが
分かりませんか?。
分からなければ片足立ちで
試してみてください。
立位の姿勢を保とうと
頑張っているのは筋肉なんですね。
しかし、寝たきりになると
その筋肉が衰えてしまいます。
衰えてしまうのは
骨や筋肉だけではありません。
内臓だってそうです。
顕著なのが心臓と肺です。
長期臥床していると、
心肺機能が衰えてきます。
運動不足で息が上がる。
あれはもっとも分かりやすい
心肺機能低下の例ではないでしょうか。
「人間が元気でいられるには
”循環すること”」って書きましたが、
心肺機能が衰えることは
循環器系のはたらきが
悪くなることを指します。
もちろん、ほかの臓器だって
働きが悪くなっていきます。
さて、
体が重度化しないために
立っていることが必要だと
分かっていただけたと思いますが、
では、「座れるけど立てない人」というのは
どうすればよいか、という話を次回にします。