身体的に健康でいるためには
「循環すること」に注意を払う、
ということでしたね。
それには心臓と腎臓の働きが
大事だよ、というのが
前回のお話でした。
「循環すること」の視点でみれば、
とっても大事なものがあります。
それは、「血管」です。
血管は血の流れるトンネル、
みたいなものですね。
これは小さい子でも知っている。
では、血液は何をしているかというと
それはちょっと勉強しないと分かりません。
このブログを読んでくださっている人は
当然知ってるでしょうけど。
ひとつめは「栄養と酸素を送り届けること」
ふたつめは「細胞から出たゴミを集めること」
みっつめは「壊れた血管を治すこと」
よっつめは「病原菌をやっつける兵隊を
パトロールさせていること」
う~ん、あと何があるかな。
ホルモンを流すこと、なんかもありますよね。
まあ、ほかにもあるかもしれませんが
これが【ケアマネ職人】の実力です(苦笑)
とまあ、血液が流れているってことは
生きていく為にはとても大事なことですが、
うまく流れるためには血の管、
「血管」がと~~っても大事なんですね。
血管は土管のようなただの管、ではなく、
とっても伸縮自在、柔軟性のある筋肉です。
「血管年齢」とか言いますが、
血管が若いというのは健康である印、
でもあります。
しかし、残念なことにこの大事な血管を
痛めてしまう病気があります。
「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症」
などですね。
どの病気も血管を痛めてしまいます。
血管を痛めると「動脈硬化」といって
血管が老けてしまう状態になるのです。
見た目は若くても、「動脈硬化」が
進んでしまうと、将来は危険です。
心筋梗塞、狭心症、脳梗塞など
血管によるトラブルが起きる危険性が
高まります。
こうならないために元になる病気、
「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症」たちを
上手にコントロールしていかなければいけません。
そのためには、食事、運動が大切ですし、
場合によっては、「内服薬の確認」、
もっといえば「受診しているか」みたいなことも
アセスメントしておく必要があるんですね。