さて、食事や水分、

排尿や排便を見たところで

今度は体の中に目を向けて

みましょう。


消化器の中では

栄養は小腸で、

水分は大腸で、

おもに吸収されていきます。


そのうち、栄養は

肝臓を経由して血液に乗って

体じゅうに運ばれます。

栄養素はそのままでは

体に取り込めないので

肝臓で加工されるわけですね。


さて、体じゅうに栄養を運ぶのに

血液に乗っていくわけですが、

ここで大きな働きをするのが

心臓です。


心臓は血液ポンプですから

適度な強さでテンポよく

動いてくれないと大変なのです。


そして、もうひとつ大事な臓器が。

それは腎臓です。

腎臓は栄養が燃えてできたごみを

おしっこと一緒に捨ててくれます。


そのとき、体の中の水分量に応じて

出すおしっこの量を決めています。

それと同時に電解質のバランスを

整えるために、必要な量だけ

体に戻してくれたりもします。


心臓と腎臓。

この働きが悪くなっている場合、

つまり心不全と腎不全の場合、

いろんな制限が必要です。


ひとつは水分。腎臓の働きが悪く、

飲み過ぎると排泄が追いつかなくなります。

体に水が溜まるということは

血液もふえるということで、

心臓に負担がかかります。


車は今はオートマばかりなので

例えが悪いかもしれませんが、

1速(ロー)のまま走ってみなさい、

エンジンがぶっ壊れてしまうでしょう、

やったことないですけど、きっとそうだ(笑)


心臓に負担をかけ続けるとは

きっとそういうことなのです。


だから水分制限が必要です。

あとは栄養。とくにタンパク質。

タンパク質は完全燃焼ができず、

燃えかすが残ってしまいます。

それを処理するのは腎臓。

だからタンパク質を摂りすぎると

燃えかすがふえて腎臓に負担が

かかるわけですね。


健康のために、栄養と水分は

しっかり摂ることが大切なんですが、

心臓と腎臓に疾患がある場合は、

摂ればいいってもんじゃない。

気をつけないといけないんですね。