「介護」の文字にはこんな意味が
込められています。
覚えておいて損はないと思います。
「介護」という言葉の「介」という文字は
はさむ、はさまる、間に入って仲立ちする
といった意味を持っているそうです。
なるほど「介」を使った熟語には
「紹介」「仲介」「媒介」といったように
「①間に入ってとりもつ」という意味があります。
そのいっぽうで、
「介錯(かいしゃく)」「介助」「介抱」のように
「②そばに付きそって助ける、世話をする」
という意味で「介護」という言葉が理解されている
ことが多いのではないでしょうか。
と、いうことで、
②の意味では「身体面」、
①の意味では「社会面」、
を表しているとは思いませんか?
このように「身体」と「社会」は
人間の生活や人生において
とても意味の深いものです。
ですから、その人その人の
「身体面」・「社会面」の
それぞれ損なっているところを
補う、支える、回復させる、つなげる
などといった仕事が「介護」
という仕事なのだと
私は主張したいのです。