「自立支援できた例」を自由記述で
あげてもらい、キーワードを
「身体」・「社会」・「精神」の
3つのカテゴリに分けました。
その結果がこちらです。
「食事が自分で食べられる」
「車イスから歩行器に変わった」
というようなケースですね。
この身体面について書かれたものが
一番多かったです。
ついで「社会面」。20%。
「畑ができるようになった」とか、
「行動範囲が広がった」とか、
社会性をあげたケースです。
そして「精神面」をあげたのが17%。
「意欲が出た」「表情が明るくなった」
「BPSDが消失した」というようなケースです。
ということで、「自立支援」という言葉には
「身体面」がいちばん注目される、
という結果になりました。
これをもう少し詳しく見てみると、
この2つのグラフのうち、
上が介護職員の回答、
下がケアマネジャーの回答です。
四角の形が明らかに違いますよね。
介護職員のほうが
より「身体面」のことを
あげていることが分かりました。
いっぽう、ケアマネジャーは
「社会面」・「精神面」の割合が
多い結果になりました。
さらに「身体面」の内訳を見ると
介護職員はおもに「ADL」の項目を
より多くあげました。
いっぽうのケアマネジャーは
「健康」の項目を多く上げています。
介護職員は「健康」の項目はゼロ。
これはどっちが悪いだのどうだの
という話ではなく、仕事がら見る視点が
違うんだなあというお話しです。
このグラフを覚えておいてください。
次回からのお話しはもっと面白くなりますよ^^



