前回の記事、
「『目標は自立支援』に疑問を持つ」
に対して、いつもより「いいね!」が少なく、
めったやたらに「いいね!」をしてくださる
わけじゃないんだな、と本当に思いました。
今回はもっと頑張ります( ̄▽+ ̄*)キラーン
ところで、前回の記事に対して
あまり同意を得られなかった、ということは
きっと、多くのみなさんが「自立支援」が
とても大切である、ということを
認識されているんだろうな、と想像します。
それか、「早く先を進めろ!」という
イライラ感か?(笑)
でも、「自立支援に疑問を持つ」と書いた以上、
別の価値を提示する必要があるわけですが、
それはそんなに難しく、あり得ないものではないです。
きっと多くの方に同意を得られるんじゃないかと
思っております。
「自立支援」以外にケアマネジメントが目指す目標とは…。
今回のアンケートでは、いくつかの質問に
答えていただいたわけですが、
「自立支援がうまくいったと感じたことがありましたか」
という質問のほかに、こういう質問をしてみました。
「『生活の質』が向上したと感じたことはありますか」
「生活の質」。
これが私が考える目標の、
もうひとつの価値です。
「ケアマネジメントの目標は『生活の質の向上』である」
このことに異論のある人はあるでしょうか。
きっと多くの人から同意を得られるものと思います。
ただ、こう思う人もいらっしゃるかと思います。
「『自立支援』と『生活の質』は違うの?」。
そうですよね~、自立支援と生活の質。
どちらも同じように意識して
お仕事されている人は多いと思います。
「あり方検討会」のまとめでも
「自立支援に資するケアマネジメントを進める上では、
身体機能の維持・改善に限定して考えるのではなく、
利用者の意思、意欲、QOL(生活の質)の向上などの
要素にも留意すべきである」と、
自立支援と生活の質という言葉が
明記されていますが、この言葉を見るかぎり、
言葉の意味をごっちゃにしているとしか、
思えないようなまとめになっていますよね。
この2つの言葉に違いはあるのでしょうか。
違うとしたら、どう違うのでしょうか。
アンケート結果を振り返りながら
この2つの言葉がどう違うのか、
考察を深めていきたいと思います。