ソチオリンピック、半分を終えましたね。

予想以上の活躍をする選手もいれば、

残念な結果に終わった選手もいますね。


前回記事で「注目している」と言った葛西選手、

今朝未明、見事銀メダルに輝きました。





「おめでとう!葛西選手。悲願の個人銀メダル獲得!!」


アナウンサーがオリンピックを盛り上げようと

過剰に祝福の言葉を並べていましたが、

実は私、葛西選手はこの結果に満足していない、

と思っているんです。


それは、「個人銀メダル」という言葉が表しています。




葛西選手は、1994年リレハンメルオリンピックで

ジャンプ団体で銀メダルを獲っています。


だから、アナウンサーは、銀メダルという結果に対して、

個人種目でのメダルが悲願だった、という言い方でしか

盛り上げることができないのです。




葛西選手はこのオリンピックでは、

初めから金メダルを狙っている

と思っています。


1994年リレハンメルオリンピックの団体戦。

4人で2回ずつ飛んで競い合うこの種目で

日本は最終ジャンパーを残して1位。

最後、ふつうに飛べば金メダル間違いなし、

というところまで来ていました。


しかし、最終ジャンパーのまさかのミスで

2位に落ちてしまいました。




次に迎えた1998年の長野オリンピック。

葛西選手は怪我でメンバーに選ばれず、

日本は金メダルを獲得します。


その光景を見て

「悔しくて泣いた。今、思い出しても

悔しくて眠れないことがある」

と言っていると、今回の放送でも

アナウンサーが紹介していました。




「『雪辱を果たす』がキーワード」と、

前回の記事で書きましたが、

葛西選手の雪辱とは、

「個人種目でのメダル」ではなく、

「金メダル」だと思います。

銀メダルは獲っているわけですから。




この種目の最終競技者が飛び終えて

2位が確定したときの残念がっている表情や

終わった後のインタビューで

「次の団体では金メダルを狙います」

と答えたときに、私は確信しました。




ちなみにケアマネジャー的な要素を

蛇足として付け加えるなら、

その人の人生歴を知っていれば

ある出来事に対して、その人がどう思うか、

推し量ることができる、ということですね^^




葛西選手が2回目のジャンプを終えたとき、

後輩たち、3人の代表選手が葛西選手のところに

我先にと抱きついてきた光景を見て、

葛西選手と後輩たちの絆の強さを感じました。






日本の4選手の調子は、みな上向きなので

団体戦ではきっと金メダルをとってくれると

信じています。




…ということで、今回、

「【ケアマネ職人】の金メダル予想」に

「ジャンプ団体」をつけ加えておきます^^