最近、ドラマ関係の記事が多いのですが、
これは観てないドラマです。
「明日、ママがいない」。
中止の申し入れがあった、と
ニュースで取り上げられていました。
これには考えさせられました。
芦田愛菜ちゃん演じる主人公のニックネームが
「ポスト」ということで、「赤ちゃんポスト」を設置する
病院が「傷つく子どもがいるから」というものです。
また、ニュースでは、ドラマでは児童養護施設の
職員が虐待のような行為を行っていることについても
問題視されていました。
以前このブログで、
障害を取り扱ったバラエティーを取り上げて、
「問題視するほうが問題だ」とタブー視されることで
障害差別が助長されると書いた記憶があります。
しかし、今回の話は、
ドラマに似た境遇にある子どもたちが観て
どう思うか、と考えると、現在は
中止の申し入れした病院の考えに
共感しています。
その表現行為が、世の中にはびこる
差別心や差別行為を打ち消すために
おこなっているものなのか、
単に視聴率を稼ぎたいがために
センセーショナルに扱ってやろうと
しているだけなのか。
ドラマに似た境遇にある子どもたちに
利益をもたらすのか、逆なのか。
虐待がおこなわれている施設が
社会に大きく取り上げられて、
問題の解消にむかうことができるか。
いったい、このドラマが、
どんな思いで放映されたものなのか。
今度、実際に観て判断したいと思います。
皆さんはごらんになりましたか?