(前回は>>>こちら。)


私が言いたいのは、こういうことです。


認知症の人の症状が悪化する原因のひとつに

周囲との関係の悪化があります。


ですから、介護される家族に対して

(うまく認知症の人に合わせてくれれば

症状が改善するかもしれない)と

思うこともしばしばあります。しかし、

家族のほうも症状に振り回されていて、

余裕がなくなっている場合も多いのも

もういっぽうの事実なんです。


とくに認知症のことを本当によく勉強されて、

(怒ったらいけない)などと、

頭では分かっていても、実際にはできなくて

苦しんでおられる介護者の方もたくさんいます。


さあ、そういうときにどんなことが言えるのか、

ということが今回のテーマなんです。




え?分かりませんでした(笑)

長く、くどい話でしたからね(苦笑)




そのヒントとして(おもしろいなあ)と

思ったのが、この宗教の話なんです。





実は、こういうことはすでに行われています。


認知症キャンペーンで

「認知症は脳の病気です」と言われているあれです。

知っていますか?


悪いのは認知症になった本人でも、

家族などの周囲の人でもない。

悪いのは認知症という病気なんだ、


という物語を作りましょう、ってやっています。





「悪者をつくらない」というところは、

内田先生が通っている歯医者さんが

やっていることです。

50代のおばさんが駆け込んだ

拝み屋さんもおばさんを

叱ったり諭したりはしなかった。

因縁がこじれているせいにした。




「認知症は脳の病気です」キャンペーンも

そこまではよかったと思います。

でも、そこから先の詰めが甘いことが

この本を読んで分かってしまったのです。


(次回に続く)

「記事、よかった!」という方、クリックを。

   ↓↓↓           ↓↓↓
正しいケアマネの歩き方  ~ケアマネタマゴが贈るケアマネ道!~-ブログランキング にほんブログ村 介護ブログ ケアマネージャーへ