(前回は>>>こちら)


さて、

天皇皇后両陛下が

おいでになって、

いったい何をするかというと、



ケアマネの正しい歩き方  ~ケアマネタマゴに贈るケアマネ道!~

「お手植え」という儀式です。

ステージの前の広場に

記念植樹されるわけです。

両陛下合わせて6本お手植えされたあと、

「お手捲き」といって、

種まきもされました。


その様子をずっとモニターで

見ていたわけですが、

子供たちはちょっと退屈そう。




午前中の催しはここまで。




両陛下を見送って

昼食をいただいた後、

今度は式典参加者が

1人ひとり植樹します。




ケアマネの正しい歩き方  ~ケアマネタマゴに贈るケアマネ道!~

植樹祭の会場は、

花をテーマにした公園。




ケアマネの正しい歩き方  ~ケアマネタマゴに贈るケアマネ道!~

たくさんの花に囲まれて…

ということにはなりませんでした。



ケアマネの正しい歩き方  ~ケアマネタマゴに贈るケアマネ道!~

公園を外れて、となりの里山まで

20分ぐらい歩きました。この里山は、

山の所有者の手が入らなくなってから、

竹がどんどん侵食していったため、

荒れた場所をボランティアの方々の力で

ここまで整地されたそうです。



ケアマネの正しい歩き方  ~ケアマネタマゴに贈るケアマネ道!~

5000人もの式典参加者が

本当に1人ひとり、植樹していました。





以前、記事で「生命は海で生まれた」と、

海が生命の源であると書いたことがありましたが、

その海にたくさんの生物が生きるためには

森もめぐみが必要だということ。


植物がはぐくんだたくさんの有機物が

川の水によって海に注ぎ込むことで

海にたくさんの栄養がもたらされることに

なります。


漁業を営む人たちが植林を

している様子をTVで見たことがありますが、

(そういうことかあ)と改めて納得しました。


森は大切にせな、いけん。





それにしても、今回の祭りの

スタッフの皆さんの準備や当日のもてなしの

素晴らしさは半端なかったですね。


ひとつ例にとると、

植樹のために5000人分の苗を置いて、

穴を掘り、軍手とスコップを置いて

目印の棒を立てる。


区画整理をする。通り道に

木くずをまいて歩きやすくする…。


などなど、

本当にしっかり準備されているな

と感心しました。




父親が植樹祭に携わっていたときも

こんな感じでやっていたのかな、と

感慨深く思いました。


子供たちにも父親にまつわる話を

ここぞとばかりしました。

北海道のお土産は

木彫りの熊だったことも(笑)





私たちが植えた木が数百年たって森になる。

ふだんは思いもしない遠い先のことに

思いをはせて、今できることをやって

未来の人たちに受け渡す。


両親から授かった私の命を

まちがいなく子孫に受け渡す。





一日、自然のなかで過ごして

薄汚れている私の心が少しだけ

デトックスされた気持ちになりました^^