先日、職場内の会議で

困難事例の報告がありました。


報告者はケアマネ5年目の後輩(男性)。

以前からちょっと気になっていました。




何が気になっていたかというと、

なかなか支援が難しいケースと

聞いていたのに

毎週行われる会議で相談として

上がってこなかったからです。


結局、この人、精神科に入院。

家族も家に連れて帰るつもりはない、

と、終了になってしまいました。




今回の会議でも「経過報告」と言って

入院に至った経過を報告するだけでした。


私が大事だと思ったのは、このケースを通じて

自分のケアマネジメントに問題はなかったのか、

どの時点でどうすればよかったのか、

といった振り返りや、


困ったときに自分がどれだけまわりに

助けを求めることができるか、という力が、

彼には足りないのかもしれない、

と思っていたのです。



それとも、

「相談するまでもなく解決可能」

と思っていたか。

そうだとすれば、危機を察知する能力に

問題があるのかもしれないし、

「困っている姿を見せたくない」、

「相談することが恥ずかしい」ということなら、

専門職から意見を求めることも必要な

ケアマネジャーの資質に関わることだし。


そもそも「相談することが面倒くさかった」となれば、

その怠惰な姿勢を指摘しなければならないし。



いろいろなことに思いをめぐらせながら、

私は彼の「経過報告」を聞いていました。


(つづく)



「記事、よかった!」という方、クリックを。

   ↓↓↓           ↓↓↓
正しいケアマネの歩き方  ~ケアマネタマゴが贈るケアマネ道!~-ブログランキング にほんブログ村 介護ブログ ケアマネージャーへ