池田省三氏が亡くなられたそうです。
私は、第1回ケアマネジメント学会で
竹内孝仁教授と上野千鶴子教授と
3名で行われたシンポジウムで
初めて池田氏の名前を聞きました。
おもに介護保険財政のデータを基に
お話をされていたことを覚えています。
いちいち納得できる内容だったと記憶しています。
それから10年以上経ちました。
池田氏は、国の会議などで
ケアマネジャーの問題を
あからさまに指摘される方として、
あまり評判の良い方ではなかった
との印象を持っています。
しかし、私は初見の印象もあって
ケアマネジャーへの叱咤激励の意味と理解し、
池田氏の発言を受け止めていました。
そういったなかでも、私自身、池田氏の発言に
疑問を感じるような指摘があったことも否定しませんが、
でも、やっぱり、制度の存続のためには、
必要とされるケアマネジャーになるには
真摯に耳を傾けなければならないことも
たくんお話しされていたと思います。
日本の豊かな高齢者社会のために
尽力された一人として、池田省三氏の
ご冥福をお祈りしたいと思います。