昨日、脈拍についての
お話を書きましたが、
やっぱり横道にそれたら
いけませんね。
頻脈のことばかり
書いていましたが、
「徐脈」についても
触れなければなりません
でした^^;
お年寄りの場合、
正常値が60~80ということで
60以下を徐脈と言います。
さらに40以下になったら
相談してみましょう、
とのことです。
上記の記事は、後ほど
昨日の記事に追加しますね。
ところで、今日のお話は、
医学知識ではありません。
現代の「病院あるある」です。
今日は、退院された患者さんの
家にお邪魔しました。
3ヶ月ぶりに退院されて、
さっそくサービス利用を
考えておられる方です。
話をしているうちに、介護者である
娘さんが興奮してこられました。
「ほんと、あの病院の看護師は
ダメだわ。看護力”0(ゼロ)”よ!」
なにか、入院していたときの
嫌な思いがよみがえってきたようでした。
さて、どんなことがあったかというと、
「見舞いに行ったとき、『朝ご飯は
食べましたか』って聞いたんですよ。
そしたら、”ジ~ッ”とパソコンをみて、
『う~ん、そうですね~』って、説明
するんですよ!!
一事が万事、そうなんですよ。
患者の顔もみないで、パソコン
ばかり見て!」
そうそう!あるある(*^o^*)
「何カ所か病院にお世話になったけど、
あそこほどひどいところはなかったわ」。
この娘さん、元看護師である上に
このあたりのいろいろな病院を
知っておられるので、
比べられたのでしょう。
実はこの話の前に、こんなことも
言っておられたんです。
患者さんである娘さんのお父さん、
入院してしばらくすると、
薬はおろか、食事も口にしようと
されなくなりました。
しかし、娘さんが勧めると何ごともなく
薬を飲まれるので、看護師さんは
「食事の時に来て、飲ませてあげて
ください」と娘さんに言ったそうです。
娘さん、激怒!ですよね。
「ドクターの指示で薬を飲ませるのは
看護師の仕事じゃないんですか!
すりつぶしたりしてでも工夫して
くださいよ!」って言われたそうです。
そのあと、お父さんが口にしないのは
看護師さんのことを信頼してないから
じゃないかって、そう思われたそうです。
病んでいる者は、入院先で
誰を頼りに生活するんでしょうか。
病院は病気を治すところですが、
患者自身にその意欲がなければ
治るもんも治らんわい!
患者さんに「病気を治すぞ」って
前向きな気持ちにさせる看護って
やっぱりあるんだと思います。
それが娘さんの言う「看護力」。
その力が”0”と言われたんだろうな。
ちなみに、看護力”0”の、この病院、
このたび退院した病院ではなく、
1年半前に入院していた病院ですから、
娘さん、よっぽど腹にすえかねていた
んでしょうね^^
最先端で効率的な機器がそろっている
立派な病院でも、足下を見ておかないと
ダメですね。