突然ですが、今日から、
介護保険法の勉強をします。
「法律」なんていっても、そう難しく
考えないでくださいね^^
「介護保険は何のためにあるか」。
この質問に、みなさんはどう答えますか?
答え、というのか、法律では
こう書いてあります。
「前項の保険給付は、要介護状態等の軽減又は悪化の防止に資するよう行われるとともに、医療との連携に十分配慮して行われなければならない」
介護保険法の第2条第2項の文です。
介護保険は「要介護状態の軽減と悪化の防止」
を目的に給付が行われています。
ここで恐ろしいのは、
人間が衰えていき、
最期には亡くなってしまうことを
想定していないのが
介護保険ということです。
だって、
「要介護状態の軽減」と
「要介護状態の悪化の防止」
のために介護保険があります、
といっているわけですから。
みなさんこのことを知っていましたか?
つまり、「自立支援のために」
介護保険がありますよ、ということです。
理念としては素晴らしいと思いますけどね。
でも、「衰えることを許さない」と読むと、
すごい要求をしてくるなあ、という感じです。
介護現場でお仕事されるみなさんは、
この要求に対して、「燃えてきた~」と
思うでしょうか。「できっこな~い」と
思うでしょうか^^
このお話は、石黒秀喜さんがその昔、
お話ししてくださったことを思いだして
書いたものです。
この話には続きがあるので、「燃えてきた~」
という方も、「できっこな~い」という方も、
一喜一憂せずにお聞きください^^
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