「田中さん、さっきの○×病院、
『チレン』から電話です!」
はああああ~…。(脱力)
さっきは黙ってたけど。
「あの…、『チレン』って…」
「○×病院、地域医療連携室から
お電話です!」ガチャン。
カッチ~ン!
(「頭に来た!」の音)
事務所から「外線で~す」の
電話のやりとりです。
身内の話をさらすのは、
決して良くないことですが、
一般的な話題だと思うので、
今日だけ特別に公開!!
(って、ストレス発散なだけ、
なんですけどね、うふ)
ちょっと前から、身のまわりの
「短縮言葉」がひどすぎる!と
思ってたんですよね。
「チレン」ってなに?
「チレン」って。
この業界、というか、
どの業界でもその人たちだけに
通じる短縮言葉ってあると
思うんですよね。
でも、業界以外の方からしてみれば、
「へっ???」ってことになるかもしれない
と、肝に銘じておくべきだと思いました。
「訪看」は訪問看護、
「ショート」はショートステイ、
「包括」は地域包括支援センター、
「在介」は在宅介護支援センター、
「居宅」は居宅介護支援。
こうして眺めてみると、
いずれも”通じる”といえば
通じるんでしょう。
「居宅」なんて、正式名称のほうが
知られてないんじゃないか、という
逆転現象になっていますし(笑)
でも、やっぱり「短縮言葉」は
ほどほどにしてほしいと思うんです。
デイサービスを「デイ」って言ってしまうと
デイケアと区別できないし^^
認知症のことを「認知」と言うに至っては、
私にはとっても侮辱的に聞こえて、
そんな風に言う人を軽蔑してしまいます。
「認知が進む」って言う人も多いけど、
あれは「認知症が進む」とは逆の意味合いを
表してきますからね!あ~、恥ずかしい。
(よく分からない、という人は「認知」と
いう言葉を調べてみてね^^)
子供が通う学校でもそうなんですよ。
学校からもらってくる宿題、
「漢字ドリル」・「計算ドリル」を
「かんど」・「けいど」って言わせてる
んですよ、子供が勝手に言うんじゃなくて。
「『けいど』って『軽度』か?」って、
思ってしまうじゃないですか(笑)
世の中、効率をねらってか、早いことが
良いことと思っているのか、そのために
短縮言葉を多用するのか知りませんが、
そのベクトルとは逆に向いていることが多い
お年寄りたちと接することが多い業界の人として、
「短縮言葉」のあり方をぜひ、自分の中で
一度問うてみてほしいものですね。
サービスごとにそういう短縮言葉って
あると思うんですけどいかがです?