今日は利用者さんのご自宅で
サービス担当者会議をしました。
デイサービスのスタッフさんと一緒に
訪問したんですが、私が玄関の
扉を開けたときに、後ろから
デイサービスのスタッフさんが
「これ?どうした?」と声を上げました。
奥から出てきた息子さん。
「おお、それかあ。それはなあ……」
こんなものが。
私、まったく気づきませんでした(汗)
「へえ~~。『元気だよ!!』ですか?」
不思議がる私に息子さんは、
この旗の説明をしてくれました。
「この町の年寄りの家にはな、
みんな配られとる旗だいな。
毎朝、旗立てるように
言われとるだがな」
「あ~、なるほど。これで
安否確認かあ」
「どの家にも配ってあるですか?」
「だ~で」
「誰が配りなったですか?」
「港町のもんだが」
この利用者さんの住んでいるところは、
古くから港がある漁師町です。
やはり、ここも後継者が少ない。さらに
同じ町に残っても若者たちは、
整地された住宅地に引っ越したり。
一人暮らしのお年寄りが増えているので、
安否確認のために、自治会が手作りで
この「幸せの黄色い」フラッグを配ったという。
見渡すと、
あちこちの家に旗が立っていました。
「へえ~、おもしろいですね」
お年寄りに限らず、孤独死が
問題になっている最近ですが、
悲観的にならずに、解決に向けて
前向きに知恵を出すことって、
温かいな、と思いました。
今日は方言チックに書いてみました^^