“デイサービス付き”レストラン
みなさん、“デイサービス付き”
レストランって知ってます?
レストランにデイサービスが付属しているんです。
“レストラン付き”デイサービスではないんです^^
TVを見てましたら、過疎地の取り組みで
こんなのがありました。
人口減少が止まらない、とある山間地域。
そこに生まれ育った若者たちが
考えたのが「自然食レストラン」です。
地元で採れる野菜や肉類、生乳などを使って
都会の一流レストラン顔負けの、というと、
語弊があるかもしれません。
そんなレストランを始めました。
そこに勤めるのは、小さな子供がいる
奥様がた。
実は、そのレストランには
保育士さんがいます。とある事情で
保育園には預けられない、けど働きたい、
という奥さんが何名か、保育施設に預けて
レストランの仕事をしていました。
仕事と子育てが両立できる
場所がそこにありました。
レストランは、「地域のみなさんに
気軽に集まってもらえるように」と、
地元のお年寄りたちにPRをしていました。
その地域も他の過疎地域の例にもれず、
一人暮らしのお年寄りが増えていました。
そんなお年寄りたちがお昼になると、
レストランにやって来ます。
レストランに行くのですから、
もちろん、野良着からよそ行きの
服装にチェンジな訳です^^
お年寄りなんて言えない、
マダムたちです^^
家では一人ぼっちの食事でも、
そこに来れば、みんな知った顔。
話も食事も弾むわけですね^^
さらに、なじみの仲間と
ひととおりおしゃべりしたあとに
マダムたちは保育施設に行きました。
そこで、小さな子どもたちとの
遊びが始まりました。
世代間交流とでもいいましょうか。
とまあ、こんな感じでした。
この話は、レストランを媒介にして
「若者の仕事」、「子育て」、「お年寄りの
寄り合い」がとても自然な形で
成り立っているように思えました。
正確には“デイサービス”では
ないんですけどね(苦笑)