梅雨だというのに
今日も暑い日になりましたね。
この時期、お家を訪問すると
お盆の話になったりします。
田舎では都会に出た子供たちが
帰省するかどうか、という話が
かならずありますね^^
一人暮らしのAさん。
要支援1でヘルパーさんのお世話で
日常生活を送っておられます。
Aさんには一人娘がいます。
早くにご主人を亡くしたAさんは
娘さんを1人で育て上げました。
その娘さんは都会に暮らしておられます。
先日、その娘さんが帰省されたそう。
「自分の都合でね、勝手なもんだわ」と、
Aさんは笑いました。
同窓会があったために、ご夫婦、孫さんの
3人で帰ってこられたそうです。
でも、この時期に同窓会って
珍しいな。
「帰ってきたときぐらい、家の掃除でも
手伝ってくれたらいいのに」と
続けました。
「そうですよね~」と相づちを打つ私。
「あの子はふっとやってきて、
ふっと帰ってしまって。自由奔放に
育ててしまって。育て方を間違ったかも
しれんね」と、笑って言いました。
「Aさんが元気でいらっしゃるから
娘さんも安心しているんですよ」。
帰り際に玄関で、Aさんは言いました。
「今度、9月にヨーロッパに行くんだって
言ってましたよ。婿さんが定年になって。
“今年はお盆は帰れんよ”って言ってました」。
そのときにふっと思いました。
(お盆に帰れないから、この時期に
戻ってきたのかな)と。
自由奔放そうにみえて、やっぱり
気にかけてるんだ、娘さん。
同窓会も口実かもしれないな。
同窓会があったかなかったか、
事実は確認しませんけど、
Aさんと娘さんの関係を
垣間見せてもらいました。