「ほんとに職員をアゴで使うような
態度なんですよ」
「大声で威嚇して、他の利用者さんも
ビクビクしているんです」
「何か良い方法はないでしょうか?
ケアマネさんだったら良い方法を
知られませんか?」
とあるグループホームに
訪問調査に行ったときの
職員さんたちの言葉です。
調査対象のおばあさんは、
職員さんに言われっぱなしです。
もちろん、ご本人の居ないところで、
ですよ。
おもわず(苦笑)。
「精神科に入院を…」みたいな
言葉を期待されてたのかもしれません。
思い出しました。その昔、
施設にいるときはよく聞いたなあ。
自分の関わり方は棚に上げて
一方的にその人のせいにする。
言われているご本人は
反論する場を与えられないから
これはある意味、反則ですよね。
ただひとつ、救いだったのは、この方が
「男性職員にめっぽう弱い」ということを
職員さんたちが知っていたこと。
この人のお気に入り、
イケメン若手職員の言うことには
全然刃向かうことがないとのことでした。
何でもかんでも、どんなことも
「問題行動」で片付けることなく、
「こういう場合はこうなった。だからこうだろう」
という、この人の人柄を考察することって
大切ですよね^^
「あるとき、女性職員が夜勤をしていたときに
男性利用者の部屋に行って、いちゃいちゃ
していた、みたいな妄想がありました」。
なるほど~、その男性利用者さんは
スラリと背の高い、昔はモテモテだった
だろうなあ、という感じの男性でした。
たぶん、おばあさんは、この男性に淡い
恋心みたいなものを抱いてるんじゃないだろうか。
それが女性職員への嫉妬心に変わって
妄想に変わっているんじゃないだろうか。
お気に入りの男性利用者さんと
もっと近くに居させてあげたら、
触れあえるようにしてあげたら
もう少しおだやかに過ごせるかもしれない。
「私が言うのは、さしでがましいですが…」と
前置きして、そんなお話しをしたところ、
「実はそうしてるんです」と答えが返ってきました^o^
1週間前ぐらいから、食事をするときは
となり同士にしているとか。
なるほど、そのときはおだやかに
しておられるそうです。
言葉が荒くなるときは、男性が居ないときが
多いんだとか。
ふ~ん、けっこう分析されてるじゃないですか^^
(「昔の施設みたい」なんて、失礼なこと
思っちゃったな…)と反省しきりの
【ケアマネ職人】でした^^
グループホームの仕事っておもしろいなあ