この前のテーマだった「高濃度酸素」。今回で終了です。

高濃度酸素の危険 」で、コメントをいただきました。

コメントをくださったのはよっさん さん。

よっさん さん、ありがとうございます^^v


前のコメントを見ておられない方のために、

また、自分の言葉で書くことで理解が深まると

私は思っているので、コメントと同じことですが、

改めてここで書いてみたいと思います。


よっさん さんのコメントを参考にググってみたところ、

「CO2ナルコーシス」という言葉にあたりました。




もともと呼吸というのは、

二酸化炭素(CO2)の濃度に

脳が反応してCO2を吐き出すために

「呼吸しろ」と命令を出しているそうです。

なるほど、CO2は体に害を

及ぼすものですからね。


ちなみに命令を出す脳の部分は

生存するためのいろんな命令を出す

「脳幹」です。自ら意識しなくても

勝手にやってくれる脳の部分です。


さて、肺の病気がある人は、

酸素と二酸化炭素の交換が

できにくい状態です。ですから、

正常な肺を持っている人に比べると

肺の病気がある人の体の中は

酸素が少なく、CO2が多いのが

当たり前になっているそうです。


そんな体の状態が続くと、

CO2に反応していた脳が

だんだん鈍感(?)になってきます。

CO2の濃度に反応しなくなってくる、

ということみたいです。


じゃあ、呼吸を続けるために

何に反応してくるかというと

酸素、です。


今度は酸素が少なくなってくると

「呼吸しろ」と命令を出すんだそうです。


そうなった体に高濃度の酸素が

送り込まれるとどうなるか。


(あ~、たくさん酸素が入ってきたな~。

酸素たっぷりだから呼吸しなくて良いや)

とでも思うんでしょうか?^^


呼吸が停止してしまうそうです。


すると今度はCO2がどんどん増してきて

危険な状態になるわけです。

これが「CO2ナルコーシス」という

状態だそうです。


CO2が増すと「血液のpH 」でも言った

ような危険が待っているわけですね。


お~、恐っ。




や~、しかし、ちょっと難しいところまで

踏み込んでしまいましたね(苦笑)


よっさん さんや「自分で調べてみろや」

突き放してくれた看護師さん、

コメントくださった皆様方に感謝!☆-( ^-゚)v




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