(前回は>>>こちら。)


先日の記事、これでいちおう区切りを

つけようと思ったんですが、

読み返すと、どうも分かりにくいので

今回、リベンジです^^


よくよく調べてみると、いろんなことを

盛り込みすぎているので、今日は

「過呼吸」のところで、「二酸化炭素が

排出されすぎて、血液がアルカリ性に

傾いて息苦しくなる」と書きました。

このことをもう少し詳しく書いてみます。


酸性・アルカリ性を示すのは「pH(ペーハー)」

ですが、正常な血液のpHは7.4前後で

「中性に近いアルカリ性」だそうです。

ちなみに真水は7.0で「中性」です。

また、「弱アルカリ性」は8.0から11.0

くらいまでを言うそうです。


さて、人間の体は、生体にとって一番良い状態に

保つようにすることを「恒常性(ホメオスターシス)」

といいますが、たとえば酸性の基をつくる

動物性食品やファストフードを食べすぎると

骨からカルシウムが溶け出して酸性になるのを

防いだりします。


ちなみに、カルシウムは神経の興奮を抑える

作用がありますから、骨から溶け出して

足りなくなるとイライラしたり、骨がもろくなったりする

危険が出てきます。また、カルシウムが溶けすぎて

臓器にたまったものは「結石」になります。

肉食が過ぎるとあまり良くないわけですね。


また、腎臓の排泄機能でもpHの調節が行われている

そうです。腎不全でおしっこが出ない人は透析をして

不必要なものを排出しなくてはいけませんからね。


しかし、食べ物で血液が酸性やアルカリ性に傾くか、

というと、そんなことはほとんど無いようです。




ただし。ただし、ですね。


「呼吸」ではそれが起こるそうです。




ここから過呼吸の「二酸化炭素が体から

排出されすぎて、アルカリ性に傾いて

息苦しくなる」カラクリなんですが、


二酸化炭素が水に溶けたものは「酸性」を

示します。

「炭酸水」は二酸化炭素が溶けた水です。


呼吸をしすぎて二酸化炭素が多く排出されると

血液はアルカリ性に傾きます。

ネットで調べてみると、pH7.5から7.55ぐらい

から手足がしびれたり、気分が悪くなったり

するみたいですね。また、さらに息苦しい気がして

呼吸を増やし、二酸化炭素を排出し…という

悪循環が「過呼吸」なわけです。



血液のpHって厳密で、7.0以下、あるいは

7.7以上になると、間違いなく”死”を迎える

そうですね。

たとえば窒息した場合、二酸化炭素が

排出できなくなって酸性に傾いたりすると…

みたいなことなんでしょうかね。


お~、恐っ。




どうでしょう、理解していただけましたでしょうか?^^





次回は、「高濃度酸素」に挑戦だ!^^v

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