デイサービスにお邪魔しました。
いつも仲良しの太田さん、久保さん
(いずれも仮名)のところに行きました。
なにやら、もめていました。
「施設に入りたいわいな」
「そんなこと言われんで」
そんな話でした^^
「どうしたんですか?」と
話に加わった私に向かって
ことの経過を教えてくださいました。
どうやら、同居している久保さんは
家族関係のもつれで家を出たい、と。
それを一人暮らしの太田さんが
諭す、ということでした。
「あんたが施設に入ったら寂しいが」
「家族のもんは、いっかな寂し~ことはない」
「近所の私が寂し~なるが」
まあ、笑って話してて深刻なことは
ないんで、黙って聞いていました。
太田さんは続けます。
「家のもんがおってええこともあるだけ。
私なんか、家に帰ってご飯の支度を
せんといけん。でも、1人ぶん作るのは
たいぎいだけ」
「ええが。自分の好きなもんを食べれるだけ」
「1人でおると、買い物もせんといけんだ~で。
でも、近所の親せきのもんが『3時半過ぎたら、
外に出られんで。暗くなるけ』って言うがな」
太田さんの口が止まらなくなりました。
「近所の人も『太田のばあさんが今頃
どこに行くだらあか』って、うわさするがな。
『太田のばあさん』だって。『ばあさん』だで」
…と言ったところで。
「まあ、『ばあさん』だけどな」。
と言った後で、顔を伏せてしまいました。
久保さんは、
「だわいな。『ばあさん』だわいな」
追い打ちをかけました。
そして、大笑い。
ちなみに太田さん、歳は90歳。
でも、あの言い方は
「この娘を捕まえて『ばあさん』だって」
という言い方でしたよ(笑)
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