緊急の電話でした。
娘さんと2人暮らしの
おばあさん。
しかし、電話の主は
その家のご近所から。
「娘さんが事故をした。
おばあさんが1人で心配だ」。
電話があったのが17:30ごろ。
慌てましたが、いつも利用している
ショートステイにお世話になれました。
幸いにもケガは胸部を
ハンドルで強く打っただけ。
自宅療養となりました。
おばあさんはぼんやりともの忘れが
ある人ですが、突然のショートステイだし、
娘さんのことも心配だろうと思って、
はじめに娘さんの家に行ってから
ショートステイ先を訪問しました。
おばあさんは部屋で布団を
頭からかぶっていました。
「朝は体操をしてたんですが、
やっぱり娘さんのことが
気になるようです」と相談員さん。
「こんにちは。どうですか?」
少しだけ布団から頭を出して
私の顔を見るなり、
「あ~、あんたかいな。良かったわあ」
良かった、顔を覚えてくれています^^
「娘さん、大変でしたね~」
「そうだわいな。どうしとるか心配だが」
「さっき家に行ったら大丈夫そうでしたよ」
「ほんとかあ。あんたが来てれて良かったわあ」
しばらく話をして、帰ろうとすると
「なあなあ。家に送ってくれんかあ」
(あれ?あまり伝わってないかな?)
「ちょっと家で介護できるまで、
ここで辛抱してくれます?」
「そうかあ。分かった」
「だけど、あの子が入院せずに
私が入院してしまって悪いなあ」
そっか~、納得(-^□^-)
娘さんをここに入院させてやりたい
という親ゴゴロでした^^