この間、脊髄損傷で四肢麻痺になった方の
担当になりました。
四肢麻痺の方を担当したのは初めてでした。
車で1時間近くかかる総合病院を退院され、
近くの診療所をかかりつけ医にするため、
初診の同行をしました。
事前に診療所に患者さんの情報を
伝えておいたのですが、診察を始めたときに
お医者さんからひと言。
「損傷した場所を知っておかないとダメだよ」
脊髄損傷という情報は知っていました。
場所は、首のところの頸随(けいずい)でした。
でも、頸随の何番目のところの損傷か、
というところは把握していませんでした。
このあたりが私の苦手のところだな
と思いました。
脊髄は脳からおしりのあたりまで延びている
神経のことです。脳と脊髄を合わせて
「中枢神経」と呼んでいます。
脊髄は、俗に言う「背骨(せぼね)」に沿って延びています。
背骨は、「脊柱(せきちゅう)」と呼ばれています。
脊柱にあるトンネル、「脊柱管(せきちゅうかん)」の
なかを通る神経の束が脊髄です。
「脊椎(せきつい)」という言葉もありますが
これは、次にいう「椎骨(ついこつ)」と同じ
ものを指しているようです。
「椎骨(ついこつ)」は、脊柱をつくっている
ひとつひとつの骨のことです。
椎骨の間には「椎間板(ついかんばん)」という
クッションが間に挟まれています。
椎骨には、部分によって
首のあたりを「頸椎」、胸のあたりを「胸椎」
腰のあたりを「腰椎」、おしりのあたりを「仙椎」
一番最後に「尾椎」があって、それぞれの骨には
番号がついています。(12番の胸椎、などと)
その骨のところから出てくる神経が
体のどこに作用しているか、というのは
みんな同じです。
つまり。
「何番目の椎骨が損傷しているか(=脊髄の
どのあたりが損傷しているか)が分かると、
体のどこに障害(麻痺など)が出るか、
が分かるという…。
もっというと、脊髄が傷ついてなければ
(脊椎損傷であれば)麻痺にはならない。
さらに、久しぶりにシモ的なことを言うと
「S2あたりは気をつけろ」となります(笑)
そおいうことです^^
分かりにくかったので、
もう一度まとめてみましょう。
さっきの説明で理解された方は
スルーしてください^^
「脊髄(せきずい)」=脊柱にそって延びる神経の束
「脊柱(せきちゅう)」=せぼね
「脊椎(せきつい)」=背骨をつくる骨のひとつひとつ
「脊柱管(せきちゅうかん)」=せぼねにある脊髄が
通っている管
「椎間板(ついかんばん)」=脊椎の間にあるクッション
一夜漬けですので間違いがあったら、
ご指摘くださいm(_ _ )m




