要支援の認定を受けた方の
会議に参加しました。
要介護の方もそうですが、
サービスを受ける以上は
目指すべき目標を
掲げなくてはいけません。
とくに要支援の方は、ご丁寧に
「1日の目標」、「1年の目標」と
2つの目標を書くように
様式が定められています。
多くは、あいまいなことを書いて
お茶を濁すことも多いのですが(苦笑)
80歳男性、要支援2。
でも、その年齢には見えないくらい
おしゃれに気を使って、服装も
いつも若々しい方です。
衣料品関係で縫製などもしておられたので、
そのせいもあるのでしょう。
もともと、両足に障害があって、
子供の頃から松葉杖を使っておられました。
しかし、骨折を機に介護保険を申請、
デイケアの利用を始められました。
「田中さん、今だから言うだけどね…」と、
会議の場で話して下さいました。
デイケアの最初の印象は
「話が合う人がおらん」だったそうです。
WOWOWで映画やスポーツ番組を
楽しみにしておられる人で、
この間も私と「スーパーボウル」の話で
盛り上がれるほどの方です。
「スーパーボウル」とは、アメリカンフットボールの
全米一を争う、日本のプロ野球で言えば
「日本シリーズ」みたいなものです。
そんな「スーパーボウル」に興味のある
80歳の人っていますか?^^
リハビリをするためとはいえ、
初めて行ったデイケアは
男性にとって苦痛だったようです。
今は慣れて、お友達もできたみたいですが。
また、こんなエピソードも話して下さいました。
「月1回ぐらい、列車に乗って
街に出かけること」です。
若い頃から行きつけの店に
顔を出して、マスターや常連さんと
話をするんだそうです。
「道路や駅も変わってしまったけど、
あの店だけは、変わらずいいんだよな」。
「店を出て、駅のプラットフォームで
列車を待っているとき、
『今月も来れたな』って、思うんだよ」。
ちょっとキザなところもありますか?A=´、`=)ゞ
でも、目を少し潤ませて話す男性を見て、
なんだかこちらも引き込まれて、
ジーンとしてしまいました。
来月も再来月も、ずっとその街に行けること。
お店でマスターや常連さんたちを話をすること。
これが、「ささやかだけどステキな目標」。