「世の中、金だな」
品行方正な私には
似ても似つかぬ言葉なので(*^.^*)
「つくづく、この世の中はお金でございますね」
と、言い換えさせていただきます(*⌒∇⌒*)
というのも、昨日のお葬式の話。
葬祭センターで葬儀を行うには
かなり費用がかかるそうです。
ですから、私は「何としても自宅で」と
強く思っているわけですが(笑)
中には、それぐらいの費用は
痛くも痒くもない、という人もいるわけです。
上野先生の話 の時でもそうでしたが、
介護だって、「手を出すか(自分でするか)、
金を出すか(介護保険を使うか)」です。
保育も「自分でするか、保育所に預けるか」です。
そもそも、こういうものはもともと
身内で行っていたものばかりです。
葬式も親族のみで、ということもありますし、
今でも、”地域で協力して”ということが
私のところを含めてあるでしょう。
でも、例えば、ご近所にお世話になったり
すると、「ありがとうございます」と
頭を下げることも必要になります。
知らん顔できないわけです。
ふだんからお付き合いしておかなければ
いざというときに助けてもらえませんし、ね。
そうすると、「あ~、やっぱり近所に
頼むの、やめておこう」と思う人も
当然出てくるわけです。
「金を出して、一切おまかせできれば、
そのほうがいいなあ」という理由が
葬祭センターが流行る理由のひとつ
かもしれません。
(あくまでも想像ですよ^^)
でも、そういう人が増えれば、
自宅で葬式をすることが珍しくなります。
もちろん、近所の助け合いもなくなって、
葬祭センターですることが当たり前になる。
でも、お金が無くて葬式ができなくなる人も
出てくる。これは大変なことです。
「葬式の準備?センターに頼みなさいよ」
と、逆転現象が起こります。
お金のある人はいいけど、ない人は
生き辛くなるということですね。
「あ~、格差社会…」ですね。
でも、よく考えてみれば、
「結婚式」だってそうじゃないですか?
今どき、家で結婚式を挙げる人って
なかなか見ないですよね?
私の両親の頃は自宅で、だったそうですよ。
冠婚葬祭、家や地域で行われていたことが
みんな商売に取って代わられているのが、
今の、この世の中かもしれませんね。
ビジネスとしては発展すると、
家族や地域の絆がなくなっていく
今日このごろ。
でも、いまどき「自宅で結婚式」って
考えにくいですよね。
葬儀もいずれそうなっていくんでしょうね。
ビジネスの発展と地域の絆の再生が
両立する方法はないのでしょうかね?
冠婚葬祭がマーケットになるとすれば、
次にビジネスになるのは祭りかな?
祭りに参加する人が少なくなると、
いずれ「おみこし担ぎ隊」みたいな
商売する人が出始めるのかな(苦笑)
すでにやってたりして( ̄□ ̄;)ガ~ン