「親が衰えていく不安」の話の
次は、「よりよい介護の方法」を
古市さんは探っていきます。…と言っても、
適切な介護技術とか、そういうことじゃなくて、
どちらかというと、自分目線での、
悪い言い方をすれば、あくまでも
自己チューの古市さんなんですが。
でも、変に繕うことをしない古市さんは
なかなかステキです^^
さて、親と同居(かどうか分かりませんが^^)の
古市さん。上野先生に「同居はしたほうが
いいのでしょうか?」と質問しました。
上野先生は言いました。
「同居したら介護とセットよ!」
親と同居しているみなさん、
その理由はなんですか?
「そんな理由なんてないよ」って
生まれてからずっと実家暮らし
の人は言うかも知れませんし、
結婚や子供ができて、
アパートが狭くなって同居、という人や
親の介護をするために同居した、と
いう人もいらっしゃるかもしれません。
さて、その中で上野先生は
「親の援助を受けた人は
介護から逃れられない」という
趣旨の話をしました。
経済的な支援でも、子育てを手伝ってもらう
でもそうですが、親の援助を受ける場合、
そのお返しの日が必ず来る、というのです。
そのことを「義理介護」と呼び、
アジアに多い形だと話しました。
上野先生が聞いた、ある友達の話では、
「義父母に借りを作りたくないために
わざわざ保育園に預けようと考える
お母さんもいたんだよ」と言っていました。
当時、保育園に子供を預けることも
世間体が悪い、と言われてた時代のこと
らしいですけどね。
そういう思考の人が、いざ介護が必要になった
義父母を看ることは少ないんでしょうね。
両親共働きの場合、祖父母がみるとか、
そんな時代があった頃から考えると、
家族の形ってずいぶん変化しているんだな
って思いますよね。
だから、できたら同居しない方が
いいよん♪みたいなことを
言っておられました。
同居すると24時間それに縛られてしまうし、
少しでも距離があれば、パートタイムになると。
みなさんはどう思われますか?
今も親が元気で、その庇護を受けているあなた。
すでに将来、「親を介護すること」は、
決まっているのかもしれませんよ( ´艸`)
私もそのひとりです、ぜったい。