介護報酬改定の
お勉強をしています^^
福祉用具貸与の項目に
「おや?」となったものがありました。
新しく貸与品となるものに
「自動排泄処理装置」 というものが
追加になるようです。
このことはまったく知りませんでした。
どう使うか、分かります?
分かりやすく説明できるほど商品を知らないのですが、
要するに、ベッドのマットに穴が開いており、
自動で尿や便を流すことができる。
つまり、「寝たままで用を足せる」機械、
なんです!
トイレに行くのさえ面倒くさい、
ナマケモノの人にとっては福音です!
…という冗談を言ってしまうと、
かなりご批判を受けると思うので、
それ以上、広げませんけど(笑)
みなさん、この機械をどう思いますか?
いろいろな感想があると思うんです。
単純に「排泄介助が楽になっていいんじゃない?」
と思う人や、「寝たきりを助長させるんじゃないか?」
と心配する人や。
私は、というと、はじめて見たときは
後者の考えでした。
マットにオムツが貼りついていますから、
寝返りもできない。身体抑制ではないのか。
(左右15度ずつ傾けられるようです)
寝たままの排便は生理学的に
不自然な姿勢なので便を出しにくい。
寝ている時間が長いと、
床ずれの危険性が増える。
その一方で、排泄介助に頭を悩ませ、
とても困っている人には、おむつ交換の
必要性がなくなることはすごいことです。
(一方的に介護負担を軽くするだけの
商品じゃないか)と思いましたが、
実は(おむつ交換で迷惑をかけている)と
負い目を感じてたり、
便のニオイやオムツを何度も開けられることを
恥ずかしいと感じておられるご本人にとっては
この機械は良いかもしれない、という気もします。
排泄後には陰部洗浄や温風乾燥なども
行われるそうです。
この福祉用具をどう考えればよいのか
私には答えが出せませんが、
きっと、「良い」か「悪い」かのどちらか、
という話ではなく、
ご本人と介護者の置かれている状況を
注意深く観察しながらの話になるんでしょうね。
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