続きの続きです^^
明日で終了予定です^^
さて、私が同伴したこの方、
たくさんの病気をお持ちの方で、
これまた、たくさんの薬を
処方されています。
「たくさん飲んでおられますよね」
というドクターの言葉に
「もう、たくさん」とダジャレで返した
患者さんでした(笑)
「薬を食べてるような気がして、
食欲が出ませんに」と、
話されました。
「じゃあ、ちょっと見直してみましょうか」
ということで、薬の見直しが始まりました。
まず、やり玉に挙がったのが、
胃酸を抑える薬と胃壁を守る薬。
私の経験と直感だけなのですが、
きつい薬が出ると、胃を守る薬が
セットで処方される感じがあります。
「胃酸を抑える薬は、胃酸が食道に
上がって、静脈瘤に悪いから
なくせないですが、胃壁を守るほうは
なくしてもいいかな?」
つぎは、めまいで入院したときに出た
めまいの薬。
「耳鼻科の先生には悪いですけど、
めまいって内耳が原因の場合や
脳から来る場合やいろいろなんですよ。
だから、これを飲んでいるからと言って、
めまいが抑えられている、というわけでも
ないんですよね~」
症状があったから症状を抑えるために出た薬が
症状がなくなった後も続いていることって
ありがちかもしれませんね。
「う~ん、降圧剤も2種類出ていますね。
この量は、けっこう多いですね。
今の血圧はどれくらいですか?」
「120ぐらいです」
「落ち着いていますね。
薬のおかげかもしれないので
あっさり止められませんが、
これは、ふだんの血圧を診てくださる
かかりつけの先生に相談してみてください」
この薬も別のお医者さんが出している薬。
「消化器の私がとやかく言えませんが、
むくみがとれて体の水分が少なくなると、
血液の量も少なくなって血圧も
下がるんですよ」
なるほど、分かりやすい理屈だ^^
「どうしましょうかね?
胃薬とめまいの薬はなくしましょうか」
「いえ、先生。心配ですから様子を見ます」
先生の勢いに圧倒されて、
ちょっと尻込みされたようでした^^
とくに問題がなければ、
いったん出された薬は
なかなか止められないものですよね。
たまには、そういう相談をしてみるのも
いいかもしれません。
薬代の節約にもなるし^^