親が亡くなることを”怖い”と思う
古市さんは、「どうすればいいでしょう?」
と問います。
上野先生は「まず親と話をしてみなさいよ」
と言います。
しかし、古市さんはさらに「親とどんな話を
すればいいんですか?」と詰め寄ります^^
(んなこたあ、自分で考えろよ!)と
私は突っ込みたかったんですが、
自分に置き換えれば、(そうか、
親とこれからの話をするのに、
何をどうやって話していけば
いいんだろう)と、自分もそういうことも
聞けない、ひ弱な団塊ジュニアの
気持ち側の人間なんだと思いました。
(団塊ジュニアのみなさん、ごめんなさい^^;)
優しい上野先生は、こう答えます。
「例えば、突然倒れたとき、
延命措置してもらうかどうか、
人工呼吸器はつけるかどうか、
そういうのなら聴けない?」みたいな、
答えです。
古市さん、そういうことなら聴けるそうです^^
上野先生曰く、そういうことを
親に聴くことで親の今の体の調子や
老後の考え方などを聴くことができるんだよ、
と言いました。
親だって、40代、50代の頃と違って、
あちこちが痛かったり、衰えたりして
老化していることを実感しているわけだし、
子供がそんなことを聞いてくる歳になったか、
じゃあ、そういう話も伝えておきたい。
中には、言いたくない人もいるでしょうけど!
ということでした。
反対に子供は子供で、昔知ってた親と
実際の今の親の様子の違いを実感し、
(親も歳取ったんだなあ)と思えるようになる
ことが大切だ、ということです。
これぞ、遅まきながらの「子離れ、親離れ」
ですね。
日本人は世界一の平均寿命を誇っていますが、
つい最近まで、平均寿命60歳すぎなんてこと、
だったんですね。
60歳過ぎってことは、子供が成人しない
あいだに亡くなっていることがざらにあった、と。
そうすれば、有無を言わせず、親亡き後を
生き抜いていかなければならない。
「子(親)離れするのはいつにしようか?」なんて、
悠長に考えるヒマなどなかったわけです。
だから、古市さんの考える不安なんてことは、
その当時から言わせれば、贅沢な悩みだった、
ということが言えそうです。
平均寿命が延びたことが
こういう影響を与えているとは、
この本を読んで気づかされました。
(続く。)
老後のことを親と話しておきましょう^^