要介護認定を受けたって
障害があるには変わりないのだし、
今までみたいになじみのあるデイサービスに
通えればよいのになあ、と思います。
「デイサービスであれば、
受けられるサービスはどれも一緒でしょ」
なんて言うのはお役人ぐらいでしょうか。
デイサービスに行き始めると、そこで
知り合って友達になったり、昔の幼なじみ、
婦人会などで一緒にやっていた、など、
デイサービスは社交の場にもなるんですが、
法の制約でそれが行けなくなるのは
本当に残念なことです。
この男性の場合もそうでした。
10数年通ってこられた障害のある方の
デイサービス。
年齢的にも第2号被保険者ですし、
もとのデイサービスに行けたら、
もっと元気になれるのになあ、
と思います。
男性は、デイサービスでどんなことを
しておられたのだろうか。
相談員さんをたずねて、
障害者デイサービスの
門を叩きました。
相談員さんは、この道30年になる
大ベテランの相談員さんでした。
「○○さん、退院するんですね。
でも、通えないのは寂しいなあ。
みんな心配してたんですけどね」
やっぱり、相談員さんも
残念がっておられました。
さっそく、デイサービスを案内
してくさだることになりました。
そこは20人ぐらいの宴会ができそうな
畳の間と、車イスの方が過ごせる洋間が
ありました。
現在車イスのその男性は、畳では
過ごせないでしょうね。
そこでは、体操や軽作業などを
しておられました。
男性は作業療法で使うペグボードを
使って遊ぶのが好きだったそうです。
また、大学ノートに文字を書くのも好きだったそうで、
そのノートを見せてくださいました。
(こういうことなら、デイケアでもできそうだな)
そんな思いを持ちながら、話を聞いていました。
「こちらには何があるんですか?」
玄関に戻って帰ろうとするとき、
さっき行っていた障害者デイサービスの
反対側にも廊下が続いていました。
「あっちは高齢者のデイサービスです」
同じ建物の中に、障害者デイサービスと
高齢者デイサービスが入っていました。
(そうか。ここの高齢者デイサービスに
通うことにして、障害者デイサービスへ
行かれれば問題ないかもしれないな)
そう思った私は、ベテラン相談員さんに
話をしてみました。
(続く)
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