研修会のお話をしましょう^^
まずは、
「介護予防講演会~介護予防で元気なまちをめざそう~」
講師は国際医療福祉大学大学院、竹内孝仁教授。
町主催で先生をお招きしました。
第1部は事業者、専門職むけ、
第2部は町民むけ。
ごっちゃになりますが、お許しください^^
町民の方には、まず「水分の大切さ」を
話されました。
このブログでも水分については
何度か書きましたが、大切なことなので
改めて記しておきたいと思います。
歳をとると、「トイレが近くなる」と言って、
水分摂取を制限するケースがよく見られます。
その理由としては、腎臓の機能が衰えて
尿の濃縮力が落ちて薄い尿が出ます。
また、歳をとると体の水分保持力も衰えるので
脱水になりやすいのです。
水分をためておく筋肉の量が少なくなるからです。
成人では体の約70%が水分ですが、
65歳ぐらいになると50%に落ちるそうです。
つまり、体重50㎏の人なら25㎏が水分です。
この25㎏の水分のうち、どれくらい減ったら
影響があるか、ということですが、
ご存じですか?
1%ですって。
この場合、
25㎏を㎜㍑に直せば、
2万5000㎜㍑です。
この1%は、というと、
「250㎜㍑」です。
250㎜㍑というと、
500㎜㍑のペットボトルの
半分です。
画像をupするまでもなく…^o^
体の水分を1%失うと
意識障害を起こすそうです。
(あ~、危ないな~)と思えるあいだは
まだマシで、意識障害を起こすと
助けを呼ぶことが出来ません。
…という話でした。
250㎜㍑って、簡単に
失ってしまいそうですよね。
だから、日ごろから水分をギリギリに
抑えていて、ちょっと気温が上がったりすると、
汗をかきすぎて意識障害を起こすわけです。
冬でも危ないですよね。
1日中こたつの中に潜り込んだり
電気毛布にくるまったり、と
脱水の危険はいっぱいです。
また、おしっこのことですが、
運動をすると血流が良くなり、
腎臓にも血液が多く流れますから、
昼間のうちに運動しておくと、
夜間の頻尿が改善されるケースも
あるそうです。
先生の奥さんも社交ダンスを始めたおかげで
夜のトイレの回数が減ったそうです。
「頻尿と運動」の関係も
あるみたいですね。
「記事、よかった!」という方、クリックを。