さて、来年度の介護保険改正で
ケアマネはどんな改正があるか、
ということですが、結論から言うと
「あんまり変わりないかな?」です。
3つあります。
①サービス担当者会議、モニタリングが
適切に行われていない場合の減算
2ヶ月以上行われていない場合、報酬は0円。
(現在は50%減算)
②入退院時の連携を行った場合、
加算額が引き上げられる
③地域包括支援センターがケアマネ業務を
行う介護予防支援(要支援認定を受けている人)の
委託件数が無制限に委託できる
(現在は1人あたり8件の上限あり)
となっています。
ここで言えることは、
①きちんとケアマネジメントの過程を
しなさいよ
②医療との連携をきちんとしなさいよ
③地域包括支援センターの介護予防支援
以外の業務に力を入れなさいよ
ということです。
ホームヘルプサービス、
通所サービスなどに比べると
ケアマネの変更点は非常に少なめ。
分科会の中の意見も
「行った通りにしないと要らないと
言われかねないケアマネの立場を
なんとかしないと自立支援の
ケアマネジメントなど無理」など、
ケアマネに同情的な意見も少なくなかった、
ということらしいです。
厳しい指摘を受けていた のが
まるでなかったかのような話です。
こうなっているのも、
こんな理由があるからだそうです。
資格や教育の抜本的見直しが
検討されているし、ということです。
その見直しをしてもなお、
ケアマネジメントの質が
上がらなかった場合には
「ケアマネいらね~」ってことに
なるのでしょう。
のんびりしていることは許されません。
ただ、教育を抜本的に見直す、
ということは、今までの教育は
ケアマネジャーの質を高めるには
空振りだった、ということです。
ですから、じゃあ、どんな教育をすれば
ケアマネジャーの質が上がるのか、
ということになるのですが、
今後はそのことに注目していく必要が
あるわけです。
未だに「ケアマネジャーの仕事って何?」
みたいな世界にいるのが辛いです(泣)
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