先週 からの続きになるかもしれません。
「外国に旅行に行くと、日本の良さが分かるよ」と、
友人に言われたことがあります。
「海外旅行に行けない俺へのあてつけか!」と
突っ込んだことがありますが^^
なるほど、そういう面ってあるかも?
って、思うことがあります。
友人の場合は、本当にあてつけだった訳ですが(苦笑)
日本にいれば当たり前のことが
外国では当たり前じゃないので、
当たり前のことが有り難く思える、
ということですね。
ですから、日本のことを知るには
外国と比較することが大切だな、
と思います。
ということで、
先週の記事の参考にしようと思って
いろいろ検索をかけたところ、
「在宅認知症高齢者の家族介護者の
幸福感とその理由~日本と韓国の現状~」
という文献にヒットしました。
この論文がどれくらい価値のあるものか、
よく分かりませんが、
(おもしろいなあ)と思ったので
ご紹介します。
まず、「研究の背景と目的」の中で、
日本と韓国は、儒教の思想を下に
家族が介護することを良しとしていた、
しかし、都市化や核家族化の影響で
家族機能が変化している、
韓国は宗教的、文化的に背景の似ている
日本の高齢者対策を参考に、自国の
高齢者対策を検討している、
この研究では、日本と韓国の在宅認知症高齢者
を介護する家族へアンケートを行い、
「介護者の幸福感とその理由」を明らかにして、
介護者への援助方法を調べたい、といったものです。
なお、2008年に韓国でも介護保険制度が
施行されたのですが、この研究はこの制度が
始まる前に行われたものです。
まず介護者の性別ですが、女性が
日本-84%
韓国-32%
と、日本では女性が介護する場合が多い。
韓国では男性が68%の割合を占めています。
続柄では、
配偶者 子
日本 35% 60% 合計95%
韓国 15% 38% 53%
あれ?いったい韓国では誰が介護してるんだ?
と思ったら、
孫が介護しているのが37%
兄妹、姉妹が介護しているのが10%
ありました。
研究では書かれていませんでしたが、
韓国では男性の介護者が多く、
孫、兄弟姉妹の割合が多い、ということは、
おそらく、日本のように「嫁が介護する」という風習が
あまりないのではないか、と推測されます。
また、韓国で配偶者が介護する割合が少ないのも、
前の記事 のとおり、「年をとったら何もしないで欲しい」
という考え方が根深いから、かな?
隣の国なのに、こんな違いがあるんですね。
ね、面白いと思いません?
次回、もっと深く見ていきましょう^^
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