昨日の記事のことですが、私の読解力不足で

誤解をしていました。「0.6%マイナス」というのは、

介護報酬全体のマイナスではなく、

地域区分の加算分を0.6%マイナスにする、

ということです。


「地域区分?なんのことやら?」と思っている方も

私も含めて多いと思いますので、少し説明を加えますと、

介護報酬は、デイサービスを使うと500単位、

ホームヘルパーだったら1時間300単位、

というふうに決まっています。

あ、この単位数は実際とは違いますよ。


そして、この1単位=10円となっています。

ですから、デイサービス500単位=5000円。

そのうち、1割の500円を利用者負担、

4,500円を保険から負担、ということになります。


ただし、1単位=10円というのは全国一律ではなく、

都市部になると人件費が高くなることから

1単位=11円になるなど、現在のところ、

加算が5段階に分かれています。


つまり、田舎だと5000円で利用できる

デイサービスが都会だと5500円になるのです。


もう一度繰り返しますと、

1単位=10円を基本に、地域ごとに

11円になったり、11.5円になったりするのを

「地域区分」と呼びます。


今回の「地域区分の見直し」は、

①区分を5段階から7段階にする

②それぞれの地域を見直す

(1単位=10円だった場所が

11円の地域になったりしています)

③加算の割合を見直す

といった内容です。


そして、新しい地域区分になった場合の

加算部分の総額を「現行より0.6%マイナスにする」

ということなのです。


…難しいですね(;^_^A


なぜ、こんな風に地域区分をいじるかというと、

何度もブログでお伝えしているように、

「都市部の報酬を下げずに、地方の報酬を下げる」

というのがねらいです。


私のブログでも何度も書きましたが、

地方の高齢化率は、もうそろそろ頭打ちになります。

ほぼMAXに近いです。

サービス量もほぼ揃っています。

今以上、サービスを増やす必要はありません。

作らなくても良いのです。

だから、介護報酬を上げて

「どんどん事業をやってください」

ということがなくなります。


しかし、都市部ではこれから高齢化が本番を迎えます。

サービスも充実してもらわなければなりませんし、

介護人材も確保しなければなりません。

でも、介護報酬を下げると人材は集まらないし、

つぶれる事業所も出かねない。

ちなみに、介護報酬の額がプラスなのか、マイナスなのか

どれぐらい上がるのか(下がるのか)、というのは

まだまだ、これからの議論です。


まあ、結論は見えてますが。


(地域区分;P5の表で地域区分が分かります。)

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※関連記事


「ちょっと恐い高齢者の話」


「それどころじゃないんだ」

「地域包括ケアシステムを暴く その5」



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