ウィズ・エイジング、今日で最終回です^^
鳥羽先生の著書を引用させていただき、
アンチ・エイジングの疑問点を指摘してきました。
さて、最終回は今までのお話とは
立場の異なる話をしたいと思います。
どういうことかというと、
「若くいたい」という考え方に拠った
記事になるかと思います。
私は、アンチ・エイジングの考え方自体に
疑問があるので「正しいアンチ・エイジング」
という言葉はおかしいですが、
誰もが抱いている「若くありたい」、
その気持ちを叶えるための方法論を
鳥羽先生の著書から紹介します。
鳥羽先生も「若くありたい」という気持ちまでも
否定されているわけではないことが分かると思います。
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とにかく老化予防に効果があると証明されているものは、バランスの良い食事と適度な運動。これしかない。
(中略)
何度も繰り返して強調しておかなければならないのは、女性が美しくいたいと思うのは当然だし、私はそのことを否定する気はまったくないということだ。ただ、あたかも永遠に美しくいられるかのごとく宣伝し、商品を売りつけるのはよくないといっているだけなのだ。不老不死はありえず、私たちはエイジングには必ず負ける。それを“負け”ととらえれば、の話だが。
化粧品はまだわかるのだ。それを使えば見え方が実際に変わるのだから。しかし、いわゆる健康食品などで、実際の効能ははっきりとしていないのに、効果があるように宣伝するのは、許せない。たとえばグルコサミンとコンドロイチンが関節に行き、軟骨が合成されるという保証はない。関節液にこの2つの成分が存在することは確かめられているが、それが軟骨になるという証明はない。
(『ウィズ・エイジング』鳥羽研二 グリーン・プレス)
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私なりに解釈すると、
若さを維持することに
根拠のあるものについては
否定しないが、
効果が証明されていないものが、
人間の切なる願いにつけ込んで
商売していることに苦言を呈している、
ということです。
とにかく老化予防を証明しているのは
バランスの良い食事と適度な運動。
それに加えて私は環境的な要因も
左右すると思っていますが、
証明できないので置いておきます。
鳥羽先生の『ウィズ・エイジング』の
お話は以上です。
いかがでしたか?
詳しくお知りになりたい方は、
どうぞ、購入してみてください。
違った視点からのお話もあるので
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