毎月お決まりの自宅訪問。

お決まりの会話。

(毎月同じ話してるなあ)と、

思うことは多々あります^^;


おしゃべりは、どっちかというと苦手な、

【ケアマネ職人】田中大造でございます。


今月もAさんの自宅に行くと

お嫁さんから同じ話を聞きました。


「着替えさせようと思っても、

言うことを聞かんだけ」。


おばあさんには認知症があります。

調子の良いときはトイレに行きますが、

悪いときはずう~っとベッドにふさぎこみ、

シーツに染みるまで動かないときがあります。

シーツに染みても動かないことさえも。


武田信玄の「動かざること山の如し」を

座右の銘にしているかどうか知りませんが

おばあさんの”動かなさ”は、ハンパないらしいです(;^_^A


しかし、家族にとっては笑い事ではありません。

もちろん、私も「武田信玄みたいですね♪」なんて、

口が裂けても言えません。


こういう場合は、ご家族の負担が軽くなるように

対策を一緒に考えます。


吸収の多い紙パンツを提案したり、

トイレまで素早く行けるように

安定した老人車を用意したりしましたが、

ダメでした。


自分で着替えられるかも?と思って、

紙パンツをベッドの横に置いてみましたが、

濡れたのを履いた上に新しい紙パンツを

履いてしまうので、介護者が着替えを

見守らなければなりませんでした。


しかし、このおばあさんは

お嫁さんの言うことを聞かないのです。


こういう場合はお手上げの

【ケアマネ職人】です。゚(T^T)゚。


(今月も黙ってお嫁さんのグチを聞くだけか…)

と、自分の無力さに首をうなだれてしまいます。



しかし、「だけど、この前な。」と、

お嫁さんは言い始めました。


先月にはなかった展開。


「主人の言うことは聞くだんな」。


光が見えました(o^-')b



自分の言うことは聞かないのだけど、

息子の言うことは聞くおばあさん。


「それはいいですねえ♪」と、

私もテンションが上がりました。


「息子さんのことが恐いのかな?」

「お嫁さんの言うことを聞かない人は多いですよ」

「お嫁さんに弱みを見られたくないのかも?」

「ご主人に上手言って、どんどんやってもらってくださいね」

どんどん言葉が出てきて話が弾みました。


ちょっとホッとしました。






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