併設している診療所に、リハビリの専門職である
理学療法士(PT)の養成校の学生さんが、
ひと月前から実習に来ています。
診療所でのリハビリを学ぶほか、
介護保険でデイケアを利用している方の
実習もあります。
その学生さんが私が担当している方を
実習の対象者に決めました。
この間、その学生さんが
その方のことを聞き取りに来ました。
やりとりの中で
「この方のリハビリのゴールは
どう考えておられますか?」
という質問がありました。
もちろん私は、ひるむことなく…(苦笑)
「屋外からの出入りが、伝え歩きでも
自立して欲しいです」と答えました。
それを聞いた学生さんは、
少し悩んだような顔を
していました。
「認知症があって、”立ちますよ”って
言っても、その時の気分に左右されるんですよね」
つまり、能力はあっても、
立ち上がる、歩く、という意欲が
今ひとつ、な方です。
私は、(うん、うん)とうなづきました。
学生さんはこんなことも言いました。
「自立されると家族が困る、ということは
ないですか?」と言いました。
歩行が自立して、自由に徘徊できるように
なってしまわないか、ということでした。
他の実習先で認知症の方で
そんなケースを聞いた、とのことでした。
もちろん、そのときも私はひるむことなく(笑)
「どんどん歩いて行っちゃう人じゃないですから、
大丈夫です。どんどん歩く練習をしてもらってください」
と、はっぱをかけました。
認知症の人の自立性が高まり、
それで家族の介護負担が大きくなる。
認知症の人でなくても、
排泄がおむつだった人が、
移乗動作を介助することによって
トイレでの排泄が可能jになる。
でも、家族による移乗動作の介助負担
が増えて、家族は困る。
こういうケースが時々見られます。
こんな時は悩みます。
まったく介護者の手をわずらわせずに
自立してしまえば問題はないです。
全介助が一部介助ぐらいになった場合だと、
本人の自立を取るか、家族の介護負担を取るか、
本当に悩んでしまうのです。
良い解決策がありませんか?
さて、学生さんとのやりとりの中で
前のこの記事 を思い出しました。
途中になってしまっていましたので、
明日から書き始めてみようと思います。
結論は決めているんですが、
もしかしたら結論どおりにならないかも知れません。
「記事、よかった!」という方、クリックを。
問題のレポート、
『誰も語らなかったケアマネジメントの”根っこ”補強版』