昨日の記事 、そしてその前の記事

私に確信を与えたきっかけ。


それは、このお話からスタートします。




やや下肢筋力の衰えた要介護2の男性。

主介護者の奥さんが入院することになって、

ご本人はショートステイを利用することになりました。


それから約4週間後、そろそろ奥さんの退院が…

というとき、同居していた娘から電話がありました。


「母が本調子になるまで、ショートステイを

延長できないでしょうか?」という相談でした。

退院したばかりでは父親の介護なんて…

と考えられてのことでした。


私は男性が家に帰りたがっていたことと、

ショートステイが長引けば歩けなくなるのではないか、

と考えて、「家にいるときは通所サービスを利用して、

ショートステイを挟んで、休み休み在宅介護を

考えてみては?」と提案してみました。


それから2日後。


娘から電話があり、「近所の人が勤めている

老健施設でショートステイを受けてくれるので

そちらに頼みます。」と言われて、さらに

ケアマネも何も、そちらの系列のサービスを使う、

ということになりました。


私は、娘さんから”ケアマネ失格”の

烙印を押されたわけです。




その男性が通っていた通所サービスの責任者に

「担当が変わりました。もう帰ってこられません。」

と話したところ、「やっぱりなあ。本人と家族、

仲悪いもん。」と、遅かれ早かれ、そうなると

思っていたよ、みたいな言い方で言われました。


私も本人とあとの家族の仲が悪いことは

知っていました。もっと娘さんと接触していたら、

と悔やみました。


(家に帰りたがっておられたし、家族がストレスを

感じない程度に家にいられれば良かったのにな)と、

思いましたが、娘さんにとっては、その父親が

家にいること自体が多大なストレスだったのでしょう。


(これぐらいなら、ストレスはないだろう)と

たかをくくっていた私が甘かったのです。



娘さんの思わぬ言葉でしばらくショックだった私は、

車を運転しながら”あること”を考えました。


次回は、その”あること”を書きます。


(つづく。)




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