「地域包括ケアシステムを暴く」シリーズ、
もう少し書きたいことがあったような気がしてたんですが、
コメントなどのやりとりで出してしまって、
もう書くことがありません(苦笑)
ないんですが、まとめとして
書き留めておきたいと思います。
地域包括ケアシステムは、
地縁、血縁が昔ほど濃くなくなってしまった
今の時代を支えるシステムとして考えられました。
その中で共助と言われる保険などのシステムは
量はともかく、メニューだけはだいたい出尽くした
感があります。
また、共助に対しての財源も心許ないし、
これから重視すべきは「互助」の仕組み作りです。
都市でも地方でも、孤立した(しそうな)人たちを
互助の力で助けていこう、という仕組みです。
それを実現させるには、その地域の
ビジョンや仕掛け、企画力や実行力が
試されます。
「情けは人のためならず」という言葉がふさわしいか
どうか分かりませんが、「回り回って自分のため」
「誰もが行く道」と思って、助け合いの精神で
この難局を乗り越えましょう^^
最後に。
東日本大震災を受けた被災者の人たちの
冷静沈着な行動は、外国から感嘆と賞賛の
評価を受けました。その記憶は忘れません。
日本人にとっては、助けあって暮らす「互助」の心は
ごく自然に持っている日本の強みだと思いました。
あのような行動が有事の時だけでなく、平時にも発揮される。
また、東北という地方にだけ残っていたものでなく、
日本であればどこでも見られる姿である、ということを信じて
この地域包括ケアシステムが機能していくことを
願ってやみません。
(おわり)
うまくまとまった、かな?^o^
問題のレポート、
『誰も語らなかったケアマネジメントの”根っこ”補強版』