”あったらいいなあと思うもの”。
「勤務先に1分で行ける車」←始業1分前には起きたい(笑)
「欲しいときに必要な額が出てくる財布」←これで仕事しなくてすむ(笑)
「通訳なしで外国人と話ができるマイク」←本当は今の私には必要ない(笑)
「ブログ記事を勝手に書いてくれるパソコン」←…(苦笑)
さて、日曜日の「NHKスペシャル」で
多くの人にとって”あったらいいなあと思うもの”の
一つになりそうなものが紹介されました。
それは、「老化を止める薬」。
でしょ、でしょ、あったらいいでしょヾ(@^(∞)^@)ノ
こういう研究がアメリカで、現在まで
22年間続けて行われているそうです。
どんな研究かというと、
何十頭というサルを2つのグループに分けて飼育します。
2つのグループの違いはたった一つ。
それは「食事の量を変える」こと。
Aグループのサルたちには、Bグループより30%少ない
カロリーの食事を与えます。
そのようして、サルたちの寿命にどのような変化があるか
研究した結果、Bグループのサルは約半数が亡くなったのに対し、
Aグループのサルは、まだ9割近くが生き残っているそうです。
研究で飼育されているサルの平均寿命は約26歳。
22年間研究を続けていますから年齢的には
おじいさん、おばあさんにあたります。
人間でいえば、70歳を越える年齢だそうです。
Bグループのサルは年相応に
シワが増え、体毛が薄くなっているのに対し、
Aグループのサルは体毛も生え揃っていて、
若々しく見えます。
同じ年齢のサルがどうしてこんなに違うのか。
理由は「サーチュイン遺伝子」にありました。
「サーチュイン遺伝子」は地球上の
ほぼすべての生物に存在しています。
遙か昔、飢餓状態にさらされていた生物の中に
ある日、「サーチュイン遺伝子」が生まれました。
「サーチュイン遺伝子」は活性酸素や免疫細胞の
暴走などによって起こる老化を抑制する
働きを持っているそうです。
先ほどのサルの寿命が延びたのは「サーチュイン遺伝子」が
働いたことによって起こったのであろう、ということです。
さて、この「サーチュイン遺伝子」、もちろん
人間の体の中にもありますが、
この飽食の時代に「サーチュイン遺伝子」の
出る幕はありません。眠っているそうです。
「サーチュイン遺伝子」の目を覚ますには
約30%カロリーを減らした食事をすることです。
そのような食事を3~7週間続けると、
「サーチュイン遺伝子」が働き始めました。
研究では、人間は「サーチュイン遺伝子」を働かせば
100歳は生きられるだろう、と考えられています。
しかし、残念なことにカロリーを元に戻すと
「サーチュイン遺伝子」は眠ってしまいます。
さて、あなたは100歳まで生きるために
30%少ないカロリーの食事を一生続けられますか?
それでは、
「100歳まで生きたい。でも、食べるのは止められない」
という人に朗報です。
「レスベラトロール」という成分の入った
サプリメントがあるそうです。
「レスベラトロール」は、赤ブドウの皮などに
ほんの微量含まれている成分で、
これの入ったサプリメントを服用することで
カロリー制限せずに「サーチュイン遺伝子」を
働かせることができたそうです。
まさに夢のような薬です。
はてさて「100歳まで生きられる薬」の
紹介はこれで終わりです。
もしこの薬が広まったら、
介護の手を必要としない人が増え、
私たちは商売あがったり、です(苦笑)
この薬が広く販売される前に、誰か
「欲しいときに必要な額が出てくる財布」
を開発してください(笑)
同じ記事を2回書いた私に、ねぎらいのクリックを^^v
問題のレポート、
『誰も語らなかったケアマネジメントの”根っこ”補強版』