いやあ、本当に良い天気ですね、
こちらは梅雨の中休み、といったところです。
みなさんのところはいかがでしょうか?
さて、先週土曜日に参加しました
「認知症ケア研究会」。
興味深いお話がありましたので、
読者の皆さんと共有したいと思います。
講師は国立長寿医療センター研究所、
荒井由美子先生です。
荒井先生は、「介護負担と運転」というテーマで
お話しされました。
今日は第1回ということで「介護負担」について。
荒井先生は介護負担研究の第一人者とも言われる人だそうで、
介護負担の評価スケールで有名な
「Zarit(ザリット)介護負担スケール」の日本版を作った方です。
私は荒井先生のことも知らずに、3~4年前に
このスケールを使ってご家族の介護負担感を
調査したことがあります。
その研究成果を日本ケアマネジメント学会で
発表しました。言うまでもなく、荒井先生の研究には
足元にも及ばないものでしたけどね(*゚ー゚)ゞ
先生の研究は大変興味深いものでした。
京都の訪問看護ステーション協議会と組んで
行われた15~6年前の調査でしたが、
要点は2つ。
A.虐待の多いケースは?
B.在宅介護困難となるケースは?
の2つです。
まず、A.虐待の多いケースは、
①寝たきり度(B、Cレベル)より、(正常、J、Aレベル)に多い。
つまり、寝たきりの人に少ない。
②聴覚障害がある。つまり、コミュニケーションがとりづらい。
③実子である、特に息子。嫁などの義理関係に少ない。
④「介護にまごつく」と思っている人に多い。
⑤認知症のBPSDのある人に多い。
⑥介護負担感を強く訴える人(Zaritスケール高得点)に多い。
次にB.在宅介護困難となりやすいケースは、
①配偶者が介護しているケースに多い。
②「介護にまごつく」と思っている人に多い。
③「サービスが上手に利用できていない」と思っている人に多い。
④介護者の年齢が高い人に多い。
⑤利用者の特性(寝たきり度、認知症度、年齢、性別など)には
左右されない。
といったことが分かりました。
どうですか?
私はとても参考になりました。
つまり、こういうケースに該当する方には、
特に注意を払う必要がある、という目安に
なりそうですよね。
Zarit介護負担日本語版について知りたい方は>>>こちら。
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