今日は、私が事務局をしている団体の理事会が行われました。
しかし中には、「今日から仙台に行かないといけないんです」と、
欠席される理事もいらっしゃいました。
ぜひ貢献していただきたいものです。
応援しています!
さて、今回の理事会は来年度の事業について、
ご意見していただくんですが、
上がった話題は、震災の対応と経営のこと。
震災のことはこの場に限らず話題に上りますが、
さすが経営者さんたち、来年度の介護報酬
は気になるところです。
どこから入手してくるのか、皆さんいろんな情報を
ご存じで、ここでは言いませんが、いろんなことを
聞きました。
経営者に不満をお持ちの方からは反発を買いそうですが、
従業員のこと、皆さん真剣に考えておられますよ。
と言うことで、本題へ。
来年度は、大きな改正としては2度目なんですが、
前回(平成18年)制度化された小規模多機能型居宅介護、
その実態を少しだけ窺うことができました。
果たしてその実態とは…?
「踊り場」だそうです。
その真意は?
建物の1Fと2Fの間にある、少し広いスペース。
あれを踊り場と言いますが、あれだそうです。
1Fは在宅、2Fは施設。その間の踊り場が
小規模多機能型居宅介護。
要するに、施設に希望されている方が
順番を待つ場所、ということです。
たしか、小規模多機能は、「通いを中心とした、
訪問(ヘルパー)、泊まり(ショートステイ)のできる施設」
と言われていました。
介護者のストレスを泊まりで緩和しながら、また、
認知症などのお年寄りが環境の変化を受けないように
なじみのスタッフの介護を受けられるサービス。
そんなサービスが「小規模多機能型居宅介護」でした。
国は、そんな「絵」を書いていたんですが、その実態は。
「家族は訪問を嫌う」
「訪問よりデイサービスだよ」
「施設には入れるまで預かって欲しい」
ということが多いそうです。
小規模多機能の施設に勤めておられる方は、
共感してくださいますか?
それとも、異議を唱えられますか?
でも、これが事実だとしたら、
やっぱり箱(サービスの種類)をあれやこれや
変えてみたってダメなんだろうな、と思いました。
(詳しくは>>>小規模多機能は救世主か? を
ご覧ください)
もういっぽうでは、そこに勤めるケアマネジャーがご本人や
ご家族とやりとりすることが大切、ということになるんですが、
それだけでは、うまくいかない現実もある、と
居宅のケアマネジャーをしている身としては、
思います。
でも、そこで頑張ることが成長の足がかり。
手持ちのカードをうまく使ってやりくりすること
を諦めてはいけませんね。
成長していきましょう^^