今日は、要支援の方のサービス担当者会議。
同席した地域包括支援センターの保健師さんが
県からの要請で、被災地へ派遣に手を上げた、
と聞きました。
町の保健師2名、県から運転手2名の体制で
動くそうです。
ただ、派遣日はまだ決まっていないそうです。
さて、最近、注目している内田樹先生。
内田樹の研究室
というブログからですが、
こんな内容が。
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3月13日
東日本巨大地震から三日目。
朝刊の見出しは「福島原発で炉心溶融の恐れ」と「南三陸町で1万人行方不明」。
16年前の大震災を超える規模の国家的災厄となった。
これからどうするのか。
このような場合に「安全なところにいるもの」の基本的なふるまいかたについて自戒をこめて確認しておきたい。
(1)寛容
茂木健一郎さんも今朝のツイッターで書いていたけれど、こういう状況のときに「否定的なことば」を発することは抑制すべきだと思う。
いまはオールジャパンで被災者の救援と、被災地の復興にあたるべきときであり、他責的なことばづかいで行政や当局者の責任を問い詰めたり、無能力をなじったりすることは控えるべきだ。彼らは今もこれからもその公的立場上、救援活動と復興活動の主体とならなければならない。不眠不休の激務にあたっている人々は物心両面での支援を必要としている。モラルサポートを惜しむべきときではない。
「安全なところにいる人間」と「現地で苦しんでいる人間」を差別化して、「苦しんでいる人間」を代表するような言葉づかいで「安全なところにいる人間」をなじる人間がいる。
そういうしかたで自分自身の個人的な不満や攻撃性をリリースすることは、被災者の苦しみを自己利益のために利用していることに他ならない。
自制して欲しい。
(以下、省略)
(本編を読みたい方は>>>こちら。)
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この文章に、とても共感しました。
というのも、昼のTVで、福島原発の件。
あるタレントが「私は素人ですが…」と前置きし、
「なぜ、原発の対応にもっと自衛隊の人数を増やさないのか」と
やや怒りを込めた口調で言っているのを
見てしまったのです。
その人も思いがあるのでしょうけど、
現地で指揮している人たちは、
少なくとも、そのタレントよりも
たくさんの情報を知っていて、
それを吟味した上で現在の体制をとっています。
あるいは、人を増やせるなら
必要に応じてもっと増やすことも
できるでしょう。
ただ、この人もTVに出ている身。
何かしらの発言はしないといけないのでしょうから。
だから、このタレントの発言に共感して、
批判を始める視聴者にはならないようにしよう。
今のところ、傍観者にならざるを得ない私たちも、
見ているだけでは辛いんだけど、
現地で体を張っている人たちを応援するのみ、
だと思います。
久しぶりにバナーを貼ってみました。m(_ _ )m
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