昨日は病院へ行きました。
退院が決まったおばあさんの状況をドクターに聞きに、です。
ドクターは体調が悪くなった原因を“薬物による副作用”と説明しました。
内服薬の副作用が体調の悪くなった原因だったそうです。
内服薬の名前は「アリセプト」。
アルツハイマー型認知症の治療薬として、もっともポピュラーな薬のひとつです。
入院前は元気がなく、ボーッとしていました。
手の震えが止まりませんでした。
「認知症だし、歳をとっているから仕方ない。」と
周りは、みんなそう思っていました。
入院のきっかけは、意識消失でした。
意識消失があってから、点滴をしたけど、
歩きが悪かったり、体調が戻りませんでした。
そして、入院になりました。
アリセプトを止めて、薬の効果がなくなってからか、意識がはっきりしてきたそうです。
病室へ行って顔を覗くと、私が誰なのか、
分からない様子は変わりませんでしたが、
「また、デイサービスに行きましょうね。」と言うと、
「行って迷惑がかかるといけないから。」と
少しばかり強い口調で答えられました。
そんなふうに、はっきりした意思を伝えられたのは、私にとっては初めてでした。
ボーッとしていたのも薬のせいだったかな…。
娘さんは「横になっている時間が少なくなりました。手の震えもなくなったんです。歩く姿勢もしっかりして。」と、
その変わり様を“驚いた”という表情で話してくださいました。
アリセプトは、軽~中程度の認知症の薬という認識でしたが、最近は重度の人にも効くと、3㎎、5㎎に加えて10㎎の薬も出ています。
そうなると、「認知症が進んできましたね。10㎎投与しましょう。」と、薬を増やすケースもあることになりますが、副作用の場合には、逆に症状を悪化させることもあり得る、ということですね。
いずれにしても、ドクターに相談しないといけない話なんですが。
家に帰ると、母親が友人のご主人の話を始めました。認知症のある方です。
「○○さんのご主人。この前、温泉で人のパンツを間違えて履いてきたみたいでね。」
「へえ~、大変だね、そりゃ。認知症が進んできた、ってこと?」
「でも、病院に通い出してから、歩きぶりはしっかりしてきたらしいけど。」
「薬飲んでるの?」
「え~と、何飲んでるって言ってたかな?う~ん。」
「アリセプト?」
「そうそう!そんな名前だった。」
……(笑)
ほうらね。やっぱり効くんです。
だから相談しましょう、ってこと!
そういうこと!^^