少しブランクの空いた「”超”わかる制度」です。
(「福祉系の医学」のほうが、空いてるか?(笑))
今回は被用者年金、です。
被用者年金、というのは、国民年金 ではない
年金のことです。
大きく分けると、民間企業の人が入る厚生年金と
公務員が入る共済年金を指します。
厚生年金は常時5人以上の従業員のいる個人事業所や
1人以上の法人の事業所です。
厚生年金の被保険者は、同時に国民年金の
第二号被保険者になります。
厚生年金の保険料は、月収およびボーナスの
一定率の額で、
被保険者本人と事業主とで半分ずつ負担します。
厚生年金には厚生年金基金という制度もあります。
この年金基金を俗に「企業年金」といったり、
国民年金を1階部分、厚生年金を2階部分と呼び、
厚生年金基金を「3階部分」と呼んだりします。
厚生年金基金は、事業所によって加入しているところと
していないところがあります。
もう一度、表で確認してみましょう^^
また、平成13年(2001)には、確定拠出年金制度が
始まりました。
これは加入者自身の責任で掛け金を運用して増やす
やり方だそうです。
事業主の責任が生じない、ということから
取り入れる企業が増えてきているそうです。
どんな場合に給付するか、というと、
老齢、障害、遺族と国民年金と同じです。
公務員を対象とする共済年金の仕組みも
厚生年金とほぼ同じ内容と考えればよいでしょう。
ただ、確定拠出型年金制度はありません。
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